中京記念なのに、レースが行われるのは小倉競馬場、ということでもわかるように、京都競馬場大改装の影響で、今までの重賞データなどは有形無実となるうえでの予想となります。
但し、どこで行われても、この時期の日本列島は暑いです。
昨年も掲示板に乗った5頭中4頭までもが、夏に強い牝馬でした。
今年のメンバーでは、②番ミスニューヨークと⑩番シャーレイポピーが該当します。
ということで、先行力があって、末脚もしっかりしているという小回りコースにはピッタリの脚質のシャーレイポピーに注目しました。
この馬は、3歳時にチューリップ賞で5着や紫苑ステークスで4着と今一歩のところから、条件戦を2連勝してOPになってからは、10着、7着といいところがありませんが、馬場の悪い内枠、落鉄と敗因がはっきりしています。
近2走が結果に成績が悪いので、ハンデも52キロと恵まれ、これなら重賞競走でも引けは取らないと考えます。
但し、これ以上に魅力を感じるのが③番コルテジアです。
きさらぎ賞を快勝した後、皐月賞、ダービーと王道を歩みましたが、骨折で2年の休養を余儀なくされました。
前走は、その長期休養明けながら、好スタートを切って先行して伸び切れずに0.7秒差9着と破れましたが、直線でもそれほど無理をしていない印象を受けました。
このひと叩きで、中間の調教映像を見ても、躍動感のある動きをしていたので、ハンデも56キロとハンデキャッパーからの評価も高そうです。
なにがなんでも逃げたい⑭番ベレヌスが外枠に回り、①番枠を引いたベステンダンクが和田竜二騎手ということもあり、そう簡単にはハナを奪えないと思います。
この2頭の逃げ争いの直後に、枠順的にも楽につけていけば、道中しっかりと脚を溜めることができて、直線で脚を伸ばしてくることが期待できます。
いずれにしても、こ2頭に騎乗する松山弘平騎手と福永祐一騎手は小倉での成績が優秀で、馬の力を十分に発揮してくれると思います。
馬券のまとめ
③番コルテジアからの馬単マルチ
と
③番⑩番の2頭軸による3連複
これらの総流しバクダン作戦で勝負します。